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島津 奨
外観だけでなく家を守るという機能性においても重要な屋根や外壁の塗装。それだけに塗装業者は慎重に選びたいものです。
業者を比較検討する際には費用や技術はもちろんですが、アフターフォローについても重視する必要があります。
施工内容に責任を持ち、施工後も長い付き合いのできる業者こそが本当に信頼の置ける業者といえます。施工して終わりの業者は危険です!
そこで、どんなアフターフォローの内容を望んでいるのか?アンケートを取りました。アンケート結果をプロの目線で解説しています。

| 質問 | 塗料選びの際に重要視する項目は? |
|---|---|
| 回答割合 | 万が一の事態に対応してもらえる保証体制:63人 定期点検の実施:31人 電話や訪問による挨拶:4人 手紙・DMで耳より情報の発信:2人 |
| 有効回答数 | 100サンプル |
| 結果と考察 | アフターフォローに求めるものは、「何かあったときの迅速な対応」が圧倒的に多いようです。確かな技術を持っている業者であれば、必ずといっていいほど工事に保証をつけます。それはお客様への誠意と同時に技術に対する自信の表れとも考えられますよね。 施工が終わったらそれっきりでは、専門知識のないお客様は不安になってしまいます。やはり何かあったらすぐ来てくれる、いわば“かかりつけ医”のような業者を選ぶと安心でしょう。 外壁や屋根の劣化は、外から見ただけではわからないケースもあります。プロによる点検で問題が小さいうちに発見できれば、大事に至る前に解決することにもつながります。したがって定期点検はとても重要です。 また、少数ではありますが業者からのコミュニケーションを望んでいる方もいました。普段からお付き合いがあればいざというときにも相談しやすいということはあるかもしれません。 |
◆保証がついているのが一番安心できます。ほったらかしは恐いですね(30代/女性/契約派遣社員)
◆素人は細かいことがわからないので、何かあったときにちゃんと対応してもらえるとうれしいです(30代/女性/無職)
◆たまに連絡をいただけるのもうれしいですが、やはり万が一の時に素早く対応してもらえるのが一番助かります(40代/女性/パートアルバイト)
◆何かあって自分で対処できないとき、専門的な知識のある方がいれば安心です(20代/女性/無職)
◆何かが起こってからではなく、起こる前に対処できればそれに越したことはないと思います(20代/女性/自由業・フリーランス)
◆実際にプロに点検してもらうことで、素人では見つけられない劣化箇所や注意点を知ることができるのは安心です(20代/女性/専業主婦)
◆こちらからの働きかけに応じるのではなく、業者の方から積極的に関わってきてくれるとすごく安心です(40代/男性/パートアルバイト)
◆やはり手紙をいただけるとすごくうれしいし、アフターフォローという感じで好感が持てます(20代/女性/学生)

外壁・屋根塗装は、完成して終わりではなく、塗装後のアフターフォローまで含めて「工事」と考えるべきです。
・塗装直後はキレイでも、数年後に剥がれや色ムラが出るケースがある
・不具合が起きたときに対応してくれる業者でないと、結局は自費で再塗装になる
・「施工後の定期点検」によって、次の塗り替えまで建物を最適な状態に保てる
そのため、「価格」「技術」「保証&アフターフォロー」の3つで業者を比較することが、後悔しない塗装の鉄則です。
今回は塗装の保証制度の仕組みから保証書のチェックポイント、定期点検の内容、悪徳業者の保証パターンの見抜き方まで、お客様の判断材料となる情報を詳しく解説します。
塗装工事は80〜150万円の大きな買い物です。そのため、価格や施工内容を比較・検討するのはもちろんですが、塗装した後の保証を重要視する方はとても多いです。
どんなに見積内容が良くても、数年後にトラブルや不具合が発生する可能性もあります。その時に保証がついていれば、迅速に対応してくれるので安心です。
注意点として、どの部分を何年保証してくれるのかを書面で交わしておくことが大切です。口約束では後から「言った、言わない」などの水掛け論になりかねません。
塗装の不具合は、施工直後ではなく2〜5年経ってから発覚するケースが多いです。「塗膜の剥がれ」「ひび割れの再発」「シーリングの早期硬化」など、時間が経って初めてわかる症状があります。
保証書がある=業者が「自社の施工に責任を持つ」という意思表示です。逆に保証がない業者は、不具合が出ても対応しない可能性が高いと判断できます。
定期点検で不具合を早期発見・早期対応できれば、修繕費が抑えられ、雨漏りなどの大きなトラブルも未然に防ぐことができます。
さらに適切なメンテナンスを継続することで、次の塗り替え時期を遅らせることができ、長期的なコストも下げられる可能性があります。
また、「何かあったら相談できる業者がいる」という安心感は、お客様の生活の質に直結します。施工して終わりの「売り切り型」業者ではなく、「長く付き合える業者」を選ぶことが、塗装工事を成功させる最大の秘訣です。
塗装工事の保証は大きく分けて3種類あります。それぞれ性質が異なるため、契約前に内容を理解しておきましょう。
【保証主体】
塗装業者
【保証内容】
施工不良による剥がれ・膨れなどを無償で修理する
【保証期間】
3〜10年(業者・塗料グレードによる)
【特徴】
自社保証は業者独自で行っているものなので、保証の有無や内容などは業者によって異なります。業者が倒産すると保証は無効になるという点だけ注意が必要です。
【保証主体】
塗料メーカー
【保証内容】
塗料そのものの品質不良による不具合を補償する
【保証期間】
5〜15年(商品・塗料グレードによる)
【特徴】
施工不良による塗膜の剥がれや膨れ等は対象外です。「メーカー指定の認定施工店」で施工した場合のみ適用されるケースもあります。
【保証主体】
国土交通省指定の住宅瑕疵担保責任保険法人
【保証内容】
施工不良・業者倒産時の補修費用を補償する
【保証期間】
5年程度(施工部位による)
【特徴】
万が一、不具合発生時に施工業者が倒産していても、瑕疵保険会社が補修費用を支払ってくれます。任意加入のため、対応している業者を選ぶ必要があります。
→ 関連記事:安心して塗装工事を頼めるリフォーム瑕疵(かし)保険
保証期間は塗料のグレード(耐用年数)に応じて変動するのが一般的です。あくまでも目安ですので、実際の保証期間は業者や使用する製品によって異なります。
| 塗料グレード | 耐用年数の目安 | 一般的な自社保証期間 |
|---|---|---|
| アクリル塗料 | 約3〜7年 | 約1〜3年 |
| ウレタン塗料 | 約5〜10年 | 約3〜5年 |
| シリコン塗料 | 約10〜15年 | 約5〜8年 |
| ラジカル制御塗料 | 約12〜16年 | 約6〜9年 |
| フッ素塗料 | 約15〜20年 | 約8~10年 |
| 無機塗料 | 約18〜25年 | 約10〜15年 |
注意点として、耐用年数=保証期間ではありません。耐用年数より短いのが普通です。
塗膜は経年により必ず劣化していくものですので、正しく施工していても耐用年数を迎えるまでずっと綺麗な状態で性能を保つわけではありません。
もし耐用年数が10年の塗料で8年目に塗膜の剥がれが起きても、それは経年劣化であり保証の対象外と言わざるを得ません。
→ 関連記事:知っておきたい塗料の種類とその特徴
保証は書面で発行されているかが最も重要な点です。口約束は後でトラブルの元になります。
| 保証期間 | 開始日・終了 |
|---|---|
| 保証対象範囲 | 外壁/屋根/付帯部/シーリングの区分 |
| 保証内容 | どんな症状を保証するか |
| 免責事項 | 保証されない条件 |
| 保証実行までの流れ | 連絡先・対応方法 |
| 施工内容 | 使用塗料・塗布回数・施工日 |
| 業者名・連絡先 | 会社名・住所・電話番号 |
契約前に必ず証期間が明記されているか、保証対象部位が「全部」ではなく区分ごとに具体的な記載があるか、免責事項や業者の所在地・連絡先が明確になっているかを確認します。
たとえ「保証は10年です」と口頭で言われても、書面に「外壁塗膜のみ3年」と書かれていたら3年保証です。書面の内容がすべてと覚えておきましょう。
次のようなケースは保証の対象外になります。
| 天災による損傷 | 地震・台風・落雷・洪水など |
|---|---|
| 第三者による損傷 | 物がぶつかった、いたずら書きなど |
| 経年劣化の範囲内 | 通常の色褪せ・チョーキング初期 |
| お客様による改変 | DIY塗装・他業者による補修 |
| 下地材の不具合 | 外壁材自体の欠陥など |
| 環境要因 | 海風による塩害、強い化学物質付着など |
保証と並んで重要なのが「定期点検」です。定期点検も業者が独自に行っているサービスなので、実施の有無や内容は業者ごとに異なります。
定期点検の頻度は「施工後1年目・3年目・5年目・7年目…」と数年ごとに伺うパターンや、「最初の数年は1年ごとで。それ以降は希望すれば」というパターンなどさまざまです。
定期点検を行っている業者であれば小さな不具合のうちに発見・対処できるため、トラブルが大きくなる前に問題を解決できるという安心感とメリットがあります。
定期点検では主に以下の点を確認します。
・外壁塗膜の状態(色褪せ、チョーキング、剥がれ、膨れ)
・ひび割れ(クラック)の有無と進行
・シーリングの劣化状態
・屋根の状態(瓦、スレート、板金)
・雨樋、破風板、軒天などの付帯部
・カビやコケ、藻の発生
・鉄部のサビ
・室内側のシミや雨漏りの兆候
点検後は建物の状況に応じて対応を決めます。
・点検結果の報告書をお渡し
・緊急対応が必要な場合は保証適用で補修
・軽微な症状はアドバイスのみ(清掃方法・経過観察)
・大きな修繕が必要な場合はお見積もりをご提示
→ 関連記事:定期的なメンテナンスで建物を長持ちさせましょう
児玉塗装では、皆様に保証書と工事完了報告書をお渡ししており、保証内容や工事内容を記録として残しています。
また、塗装後のアフターフォローこそお客様への責任と考え、業界標準より手厚い体制を整えています。
児玉塗装のアフターフォローの3つの強みをご紹介します。
定期点検の頻度は2年に1回が一般的ですが、児玉塗装では株式会社Sunny Plusと提携し、年1回の点検を実施しています。
毎年プロの目で状態を確認することで、不具合の早期発見・早期対処が可能になります。何かあってからでは遅いです!定期的なメンテナンスを当たり前にしましょう。
通常、塗装業者の定期点検は「保証期間まで」が一般的です。例えば5年保証なら、最後の点検は5年目で終了します。
しかし児玉塗装では、保証期間が切れた後も無料で最長10年まで毎年点検を継続します。これにより、次の塗り替え時期まで建物の状態を最適に保てます。
Sunny Plusは大手企業の定期点検も対応している実績ある会社のため、大手企業と同水準のアフターフォロー品質が、児玉塗装でも受けられます。
「自社保証だけ」「2年に1回の点検」が業界標準のなか、「毎年点検+10年無料」は東海エリアでもトップクラスのアフターフォロー体制です。
→ 関連記事:児玉塗装の手厚い保証&定期点検
「契約した業者が数年後に倒産したら保証は?」というご不安は、塗装工事の現実的なリスクです。
塗装業界は中小企業が多く、年間で多くの会社が廃業・倒産しています。
業者が倒産した時点で自社保証は無効となり、お客様の手元には保証書が残るだけで自己負担で補修が必要となります。
【パターン1】リフォーム瑕疵保険に加入している業者
瑕疵保険は不具合が起きた時に、その補修にかかる費用を補償してくれる制度です。
通常は保険会社から施工業者へ保険金が支払われますが、施工業者が倒産している場合は直接、保険会社からお客様へ補修費用が支払われます。
【パターン2】保証会社・提携先と連携している業者
施工業者が第三者機関と連携している場合、業者倒産時も連携先がが定期点検を継続してくれるケースもあります。
保証を装って契約を取り、後で対応しない業者には注意が必要です。保証に関して以下のパターンに該当する業者は避けましょう。
「うちは10年保証ですよ」と言いながら、保証書を発行しない、契約書に書かない業者は危険です。
営業マンは良い人そうと感じるかもしれませんが、どれだけ誠実そうな人に見えても、必ず書面に保証期間や対象部位などを残すようにしましょう。
「保証期間10年」とだけ書かれており、対象範囲・免責事項が曖昧な保証書は実質、意味がありません。
このようなケースは、不具合が起きた際に保証で直そうと思っても、保証の対象外と言われて対応してくれない可能性が高いです。
どれだけ高品質な塗料を使い、適切に施工をしても必ず劣化は進行していくため、塗装に永久保証はありえません。過度な約束をする業者は信頼できません。
シリコン塗料で「20年保証」など、塗料の耐用年数を超える保証は実態を伴っていない可能性が大きいです。
保証期間は耐用年数よりも短いものですので、単に期間が長ければ親切な業者というわけではありません。保証内容や説明わかりやさ等でも判断することが重要です。
→ 関連記事:塗装業者の種類や特徴と選び方
保証・アフターフォローを最大限活用するために、お客様側でも準備しておくことがあります。
工事完了後に受けとる保証書・報告書は必ず保管しておくようにしましょう。
不具合が生じた時に内容を見返すことができたり、紛失すると保証が受けられないケースがあります。
報告書や見積書など、施工箇所や使用した材料がわかる書面を残しておくと、次回の塗り替え時や点検時に役立ちます。
保証期間内で気になる症状を見つけた際は、施工業者に連絡をして状況を確認してもらいましょう。
免責事項に該当しないものであれば、保証期間内は基本的に無償で対応してくれます。「次の点検でいいや」と先送りせず、気付いた時点で業者へ相談することが大切です。
A. 塗料グレードによりますが、シリコン塗料で5〜8年、フッ素塗料で10年が一般的な目安です。「20年保証」など極端に長い場合は内容を確認しましょう。
A. 保証書を発行しない業者は避けるべきです。塗装業界では保証書発行が標準的な対応です。
書面にして詳細を残しておかないと、後に言った・言わないの水掛け論になり、不具合が起きても対応してくれない可能性があります。
A. 業者によりますが、保証期間内は無料が一般的です。児玉塗装では無料で毎年点検を行います。
A. 自社保証のみだと無効ですが、リフォーム瑕疵保険や保証会社との提携がある場合は継続されます。不安な場合は第三者機関のサービスを受けられる業者を探しておくと安心です。
A. 天災は基本的に免責事項で保証対象外です。ただし、火災保険が適用できる場合があります。詳しくは「知っておきたい塗装における火災保険の適用範囲」をご確認ください。
A. メーカー保証は「塗料の品質」、自社保証は「施工の品質」を保証します。両方備わっていることが理想です。
A. まずは必要性をしっかりと聞きましょう。もし不安な点や疑問点がある場合は、即決せず複数社の意見を聞くことをおすすめします。優良業者は緊急性のない工事を無理に勧めません。
A. 保証期間が切れている場合は、有料で対応するケースが一般的です。長く付き合える業者を選ぶことの価値は、ここにも表れます。
A. 別物です。保証は「不具合への補修対応」、アフターフォローは「定期点検+相談対応」です。両方そろっている業者を選びましょう。
塗装工事に関し、知識のないお客様がほとんどです。「何かあってから」では動き出しが遅いかもしれません!
また、高いお金をかけても、施工して終わりでは意味がありません。そのため、10年後のお家を預けられる業者選びが重要です。
アフターフォローの体制は不可欠です。施工内容と会社のアフターフォローに関して必ず確認するようにしましょう!
お気軽に
満足度93.2%!