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吉田 翼
「外壁が色あせてきたし、塗り替えをしたいけど色が決められない」「自分のイメージ通りのカラーになるか正直不安がある」
上記のような外壁塗装する際に色についてお悩みではありませんか?
実は外壁塗装において施工後に一番不満だった点に挙げられるのが外壁の色なのです。何となく色を決めてしまうと、完成した際にイメージと大きくかけ離れてしまうケースというのも珍しくありません。
カラーシミュレーションの仕組み・3つのタイプ・メリット・限界・効果的な使い方、そして塗り板との組み合わせ方まで詳しくお伝えします。

カラーシミュレーションのページをご覧いただきまして、ありがとうございます。
児玉塗装でカラーデザイナーを務めます児玉真梨子です。お客様とごいっしょにカラーシミュレーションを行うことによって、外壁の色を決めるお手伝いをさせていただいています。
多くのお客様が外壁塗装の際に、カラーの仕上がりについて不安を抱えています。そうした不安を取り除き、施工完了後のイメージをごいっしょに納得いくまで付き合って考えることが私たちの仕事です。
外壁の色に関する不安がありましたら、遠慮なくご相談ください。最後まで私たちがしっかりサポートさせていただきます。
色見本帳から選ぶ
まずは児玉塗装が塗料として使用している色を色見本帳で確認してもらいます。
視覚効果により、面積が広いと色が少し明るく見える傾向があります。そのため、ワントーン暗い色か、ひと回り鮮やかな色を選択することで実際のイメージと近い色を選ぶことができるでしょう。
コンピューターでシミュレーション
コンピューターで写真を取り込み、そこに塗り色を当てはめることでシミュレーションを行います。お客様が選んだ色が実際の家に塗られた際に周辺の景色とマッチングするかなどを確認します。
もしご希望のイメージカラーがありましたら、その色がわかる写真や雑誌などをお持ちください。そうすることでシミュレーションもスムーズにいきます。
実際の塗り板で確認する
コンピューターでイメージを持っていただけたら、最後に実際の塗装色を使った塗り板で最終決定します。実際に塗料が塗られた状態を確かめることで、お客様のイメージとの相違がないかをじっくりチェックできます。
色を確かめるときは晴れた日に太陽光の下で少し離れて見るのがオススメです。違いがわかりやすくなります。屋根や樋、軒天井などの色を決めるときは全体のバランスを考え、まずは外壁から決定します。
希望の色よりも1ランクダウンさせた
明るさの色がおすすめ!
色の見え方1でも紹介したように、面積の大小によって色が与える印象は異なります。面積が大きいと明るく鮮やかな見え方になるので、仕上がりは見本で確認している色よりも1ランク明るくなることが多いです。カラーシミュレーションを行う際もその点をしっかりと肝に銘じておきましょう。
「児玉塗装」では、お客様の希望の仕上がりになるように、見本で確認していただいた際の色から1ランクダウンさせた色をご提案させていただいています。「ちょっと暗めだな」と感じるくらいの方がちょうどいい仕上がりになることがほとんどです。
また、塗料によっては見本にある色とない色、ツヤありとなしがあるので、プランニング時にしっかりとご説明します。
外壁塗装で最もお客様が不安に感じるのが「思っていた色と違う仕上がりだった」という失敗。これを防ぐために多くの塗装業者が提供するのがカラーシミュレーションです。
結論からお伝えします。
・カラーシミュレーションは色決めの不安を大きく減らす強力なツール
・ただし、画面と実物では微妙に色が違うため、最終決定は「塗り板」で確認するのが鉄則
・シミュレーション → 塗り板 → 最終決定の3ステップで失敗を防げる
このページでは、カラーシミュレーションの仕組み、3つのタイプ、効果的な使い方、限界、そして塗り板との組み合わせ方を詳しく解説します。
カラーシミュレーションとは、お客様のご自宅の写真にコンピューターで複数の塗料色を当てはめて、塗装後のイメージを事前に確認できるツールです。
外壁塗装は10年以上付き合う大きな買い物です。にもかかわらず、色決めは小さな色見本だけで判断するのが従来の方法でした。
これでは「色見本では良かったが、実際の家に塗ったらイメージと違う」という失敗が起きやすく、不満が残るケースが少なくありません。カラーシミュレーションは、この「想像と実物のギャップ」を事前に縮める役割を担います。
・自宅の写真を使った色の当てはめ
・複数色のパターン比較
・ツートンカラーの配色比較
・屋根や外壁、付帯部の組み合わせ確認
・ご家族と画像を共有して意見集約
・色決めで迷っている方
・ツートンカラーの配色を試したい方
・ご家族の意見を集めて決めたい方
・仕上がりイメージを具体化したい方
・周辺との調和を確認したい方
→ 関連記事:失敗しない外壁・屋根塗装の色(配色)選び
カラーシミュレーション・色選びには大きく3つのタイプがあります。それぞれ特徴が異なるため、組み合わせて使うのが効果的です。
自宅の写真を専用ソフトに取り込み、各部分に色を当てはめる方法です。複数パターンを短時間で比較できたり、印刷して持ち帰ることも可能です。
ただし、パソコンの画面と実物の色味に若干の差があるため、必ずしもシミュレーション通りの仕上がりになるわけではありません。
パソコンを使ってシミュレーションする場合は、塗装業者のショールームや打ち合わせ室で行います。
塗料メーカーの公式サイトや塗装業者のホームページでは、スマホアプリやWeb上で写真に色を当てはめてシミュレーションできるツールが提供されていることもあります。
スマホで自宅で気軽に試せるのが大きなメリットです。ですが、精度が業者専用ツールより低めで、塗料メーカーの実際の色との一致度に限界がある点は否めません。
【主な塗料メーカーのシミュレーションツール】
・日本ペイント「ハイブリッドアーキデザイナーWEBエディション」
・関西ペイント「ColorPicker(カラーピッカー)」
・エスケー化研「Sk Color Information」
専用ソフトやアプリを使って色を当てはめる方法ではありませんが、実際の塗料を金属板や木板に塗ったサンプルを見ることはとても重要です。
実物の色・ツヤを正確に確認できるため、より仕上がりをイメージしやすくなります。デメリットは、塗り板は面積が小さく、用意に1〜2週間かかるケースがある点が挙げられます。
3タイプの比較表
| 項目 | PC(専用ソフト) | アプリ・Web | 塗り板 |
|---|---|---|---|
| 精度 | △ | △ | ◎ |
| 手軽さ | ◎ | ◎ | △ |
| 複数比較 | ◎ | ◎ | △ |
| 実物確認 | × | × | ◎ |
| 太陽光下確認 | △ | △ | ◎ |
| ご家族との共有 | ◎ | ◎ | ○ |
パソコンやアプリでカラーシミュレーションを行ってから、塗り板で最終確認するのが理想的です。
カラーシミュレーションには次のような利点があります。
カタログや塗り板は実際の色を確かめることはできますが、小さな色見本だけでは家に塗装した時の配色が想像しにくいという弱点があります。
カラーシミュレーションであれば「自宅の建物全体に塗った時の印象」を視覚的に確認できるため、色選びでの失敗も大幅に軽減できます。
カラーシミュレーションはパソコンひとつで実施できるので、短時間で気になる色を複数パターン作成して並べて比較することも可能です。
「これが好き」「これは違う」というのが直感的にわかるため、より満足度の高い塗装工事を実現できるでしょう。
ツートンは塗り分けるラインや比率で印象が大きく変わります。そのため、配色をしっかりと検討しなければ失敗のリスクも高まります。
カラーシミュレーションなら様々な配色パターンを試せるため、家の形状や好みに合った色の組み合わせ、塗り分けるラインまでイメージすることができます。
画像を共有すれば、離れて暮らすご家族や信頼できるご友人にも配色パターンを見てもらうことができます。
自分一人で悩むのではなく、ご家族の希望やご友人の意見を集約することにより、最適な色を選ぶことができるでしょう。
住宅の塗装工事では、家全体のバランスやデザインも考慮して色を選ぶことが大切です。外壁単体で色を決めると、デザインがちぐはぐになったり、浮いた印象になってしまう場合があります。
カラーシミュレーションを行なえば、外壁単体ではなく、屋根・サッシ・玄関ドアなどとのバランスまで含めて確認できるため、家全体の意匠性もアップして統一感のある印象になります。
カラーシミュレーションは便利なツールですが、限界もあります。注意点を理解せずに使うと、かえって失敗の原因になりかねませんので、次にご説明する点も覚えておきましょう。
パソコン・スマホの画面はRGB(光の三原色)で表示しますが、実際の塗料は反射光で見るため、原理的に色味が完全一致しません。
明るさ・彩度が画面より控えめになったり、パソコンのモニター設定によっても見え方が変わるため、完全にシミュレーションで確認した通りに仕上がるというものではありません。
シミュレーションは色のみを当てはめます。しかし実際の塗装は、凹凸感やマット仕上げかツヤあり仕上げか、経年での質感変化なども含むため、画面では再現しきれない要素があります。
塗り板を用意してもらい、質感やツヤを確かめておくことが重要です。
→ 関連記事:塗料のツヤありとツヤなしは何が違う?
シミュレーションは家全体に色を当てるためイメージしやすいですが、実際の太陽光下での明るさ・建物の質感とは微妙に違うため、最終的には実物確認が必要です。
必ず塗り板で実物を確認し、屋外・太陽光の下で色・ツヤの見え方を確かめることが大切です。可能であれば朝・昼・夕方の3つの時間帯でチェックしてみてください。
カラーシミュレーションを過信せずに「絞り込みツール」として活用し、塗り板でも確認してから色を決定しましょう。
ツートンカラーはシミュレーションの恩恵が特に大きい配色です。
配色を決める際は比率を意識することが重要です。
ベースカラー(外壁の配色は基本となる色):約70%
アソートカラー(ベースカラーに調和する色):約25%
アクセントカラー(外壁に変化をもたらす配色):約5%
このように、基本となる色からアクセントカラーまでを考え、シミュレーションでも比率を確認しながら配色を決めていくと色選びの失敗も減らすことができます。
・1階と2階で水平に分ける
・縦に塗り分ける
・出っ張り部分だけ別色
・玄関周りだけアクセントカラー
ツートンカラーやアクセントカラーを入れたい場合は、複数パターンを試して、ご自宅の形状に合うものを見つけましょう。
派手すぎる組み合わせを避けるため、まずは同系色(ベージュ×ブラウンなど)または無彩色(白・グレー・黒)との組み合わせを基本に考えます。
個性を出したい場合や好みの色がある場合は、基本の色から色を入れる場所や範囲を検討し、周囲の街並みや建物と調和できるような配色を検討するようにしましょう。
外壁部分だけでなく、屋根・サッシ・玄関・付帯部分などとの調和も忘れずに配色を決める事が重要なポイントです。
どのような印象にしたいのかを明確にし、家全体のバランスを見ながらシミュレーションを使って使用するの色や配色を確認していきます。
色は全くいっしょでも見え方によって印象が異なります。外壁塗装を考えるうえでは、壁面の面積、日光の当たり具合、周囲の建物とのバランスなどに注意する必要があるといえます。
以下では、色の見え方についてご紹介するので、塗料の色を選ぶ際に参考にしてください。
面積の大小によって色が違って見える現象です。面積が大きくなると鮮やかに、明るく感じるようになります。
図を見ると、左側の大きな四角の方が明るい黄色に、右側の小さな四角の方が暗く見えるのではないでしょうか。面積によって色から受ける印象は変わります。

色によって膨張して見えたり、収縮して見えたり、大きさが異なるように感じられる現象です。
左右の図の中央の色を見比べてみてください。黒よりも白の方が大きく感じませんか?実は両方とも同じ大きさなのです。一般的に明るい色や暖色系が膨張しているように見え、暗い色や寒色系が収縮して見えます。

色の違いによって進出して見えたり、後退して見えたりする現象です。
左の図では赤(暖色系)が進出し手前に見え、青などの寒色系の色が後退して見えます。もちろんこの二つの図は同じ位置に描かれていますが、これだけの印象の差が生まれます。

背景の色が周囲の色に影響を受け、周囲の色の属性と同様の性質を帯びて見える現象です。
左の図では、縦線の色に影響を受け、左が暗く、右が明るく感じられるのではないでしょうか。紺色の縦線の背景色は、黄色の縦線の背景色より暗い色に感じられます。このように周囲の明るさによって印象が変化し、同化する現象が起きます。

A. 多くの塗装業者では無料で提供しています。児玉塗装でも完全無料でご利用いただけます。
A. はい、塗料メーカーの公式アプリやWebツールで可能です。ただし精度は業者専用ツールより低めなので、参考用として使い、本格的な色決めは業者のシミュレーションを利用しましょう。
A. 個人差はありますが、1〜2段階明るく見えることが多いです。そのため1ランク暗めの色を選ぶのがコツです。
A. はい、シミュレーションだけでの決定は面積効果や質感の違いで失敗することがあります。必ず塗り板で実物確認してから決めるようにしましょう。
A. はい、屋根の色もシミュレーション可能です。外壁・屋根の組み合わせを試して全体のバランスを確認しましょう。
A. 基本的に追加料金なしで対応している業者がほとんどです。児玉塗装でも無料で対応します。
A. 印刷データやデジタル画像で渡している業者が多いですので、ご近所や離れて暮らす家族とも共有できます。
A. はい、契約前のご相談でも対応可能な業者が多いです。比較検討の材料としてご利用ください。
お気軽に
満足度93.2%!